マレーシアにおける新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) を踏まえた景気刺激策に関する最新情報

マレーシアにおける新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) を踏まえた景気刺激策に関する最新情報

マレーシア弁護士有資格者(Not admitted in Japan)サイフル アジズ

弁護士 原田 雅史

 

マレーシア政府は、新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) の拡大による財政的影響を緩和するための景気刺激策として、総額で2500億リンギットの景気刺激策を発表しました。

 

この景気刺激策による財政的支援の多くは、3月18日に国が発令した移動制限命令 (4月14日までとされています) による雇用の冷え込みによって財政難に陥っている一般市民に対して行われます。

 

また、この景気刺激策は、中小企業 (SME) への支援にも充てられます。

新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) 拡大により影響を受けた中小企業に対する刺激策の概要は、以下のとおりです。

 

1.2020年4月1日より3カ月間、全ての中小企業の法人税分割納付を延期
2.人的資源開発基金 (HRDF) への拠出義務を6カ月間免除
3.中小企業への特別基金 (長期低利貸付) を131億リンギットに増額
4.Special Relief Facility (SRF) と呼ばれる融資制度での割当額を50億リンギットに増額
  最大借入金利は 3.75% から3.50% (年率) まで引き下げられます。

  この特別救済制度は、2020年12月31日まで利用可能です。

5.All Economic Sectors (AES) Facilityと呼ばれる融資制度の割当額を68億リンギットに増額。最大

  借入金利は8% から7% (年率) まで引き下げられます。


上記の他に、中小企業は、

・Automation and Digitalisation Facility (ADF)

・Agrofood Facility (AF)

・Micro Enterprises Facility (MEF)

という、マレーシア基金の中央銀行の管理下にある3つの融資制度を受けることも可能となります。

 

詳しくは、以下のサイト (英語のみ) をご確認下さい。

https://www.bnm.gov.my/index.php?ch=en_press&pg=en_press&ac=5022&lang=en

 

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